先日、金銭に絡む用事が原因で、ひどく金銭的な
面で落ち込むようになってしまいました。
ちょっとした買い物や1円単位での出費でも
苦しく、ひたすらお金を使わないために自宅に
こもっていました。
いろいろ調べていると「貧困妄想」という精神
障害に伴う症状の一つだと分かりました。
そこで、症状解決のために調べたことや自身の
体験をまとめてみました。
貧困妄想とは
貧困妄想とは、精神障害に伴う微小妄想の一つで、
収入や貯金があるにも関わらず、必要以上に金銭面
での心配をしてしまう症状です。
同じような微小妄想に、健康状態について心配
しすぎてしまう心気妄想や自身の行動を罪だと
考えてしまう罪業妄想があります。
どれも精神障害の症状の一つであり、貧困妄想は
決してケチな性格というわけではありません。
私の症状
私の場合はある程度大きな出費がある予定があり、
現在まともな収入がなくて貯金で生活している状況
で、大きな出費があるということでずっとストレス
を感じていて、体調悪化で寝込んでしまい、
結局その予定をこなすことが出来ませんでした。
結果的に出費をなくすことが出来たのですが、
その後も金銭的なストレスが続き、体調も良くなく、
まともな生活を送ることが出来ませんでした。
具体的には気持ちの落ち込みと金銭的な出費への
過度なストレス反応がありました。
全く買い物をする気が起きず、1円でも使う気が
起きませんでした。
治療方法
貧困妄想の治療方法は、貧困妄想自体が精神障害の
症状であることから、通常の精神障害の治療と
なります。
なので、休養と投薬、またストレス源から遠ざかる
ことなどになります。
また、そのように判断できた場合は速やかに主治医に
相談し、判断を仰ぐことが必要です。
私の場合は貧困妄想の症状などのストレスから
寝込んでしまって、結果的にかなりの睡眠をとる
ことができ、少しずつですが、回復してきました。
動けるようになってからは少しずつ運動も行ったりと
通常の精神障害の治療といえるアプローチを行って
回復した感じだと思います。
現在では通常の買い物も行うことが出来ています。
貧困妄想を起こしている方への接し方
貧困妄想を起こしている方に対して、周囲の方は
どのように接すればいいか分からないと思います。
貧困妄想かどうかの判断は、以前からそういう思考や
行動パターンがあったわけではなく、急に金銭的に
厳しい発言や行動を行うようになったかどうかで
判断出来るかと思います。
うつ病などの精神障害を罹患していることが判明
している方であれば、間違いなくその症状の一つと
判断して間違いないと思います。
貧困妄想と判断できた場合には、周囲の方はこれも
症状の一つなんだと判断し、あまり重大に考えず、
話を傾聴してあげたり、休養を促したり、また
主治医などの医療機関につなげてあげることが
適切な対処方法だと思います。
考察(まとめ)
貧困妄想は思ったよりかなりしんどい症状です。
何と言っても今の時代の生活は金銭的な問題とは
切っても切り離せず、ストレス源があちこちに存在
してしまっている社会ですので・・・
予防策としては、精神障害の治療をまじめに実行し、
普段から症状を悪化させないようにすることとだと
思います。
同じような症状に苦しんでいる方はお互い気を
付けていきましょう^^/
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